Sep 30, 2010

塾講師の教育方法

塾で講師を採用すると、実際に授業を行うまで、様々な研修を実施しています。まず、塾講師として知っておくべきことの理論的な側面の研修を実施しています。たとえば、中学受験や高校の試験のシステムについてです。また、塾講師の実践面での教育は、実際には、特定の科目の模擬授業を行い、説明の方法や授業速度調節のための実務を、先輩講師から学ぶことができます。
我が家にも小学校2年生になる息子がいます。これで、周りの友達が塾に入り始めているので、我が家もちょっとイライラしています。小学生のうちは塾もいいかもしれないが、もう少し高学年になると、家庭教師が個人の問題を重視するように教えてくれるので、良いように感じます。しかし、家庭教師は教授法の上手な人もいるし適当に時間を過ごす人もいるように感じ、不安だと思います。
 一般的に夏の節電の主役はエアコンだが、エアコンの使用を減らせば当然暑い。その暑さをただ我慢するだけでは辛いので、いかに室内を涼しくするかを考えてみたい。筆者宅はマンションの4階で、そこそこ風が抜けるのでエアコンをほとんど使用しない。と言っても何もしていない訳ではないので、暑さ対策を紹介していこう。

【節電DIY:エアコンをつけずに涼しく過ごす方法】

●日差し対策に必須アイテムは

 室内を涼しくするための基本は、日差しを遮り室内に熱を入れないことと、風通しをよくすることの2点だ。まずは日差し対策から考えてみよう。

 マンション住まいの筆者宅は東向きの角部屋で、午前中は東側の窓に日差しが差し込む。南側はバルコニーの奥行きが2メートルほどあるので、夏の時期は部屋に直射日光が入ることはない。と言うことで、まずは東側に窓のあるキッチンと子供部屋の日差し対策を行った。

 日差しを遮る際の基本は部屋の外で対策を行うことだ。カーテンで日差しを遮る方法もそれなりに効果はあるが、カーテン自体が50度近くまで熱くなるので当然室温も上昇してしまう。窓の外によしず、すだれを設置すれば屋外で発熱するのでより効果的となる。

 よしず、すだれはこの夏のヒット商品で、ホームセンターでは品薄になることもあるようだ。余談だがよしずとすだれの違いは材料で、よしずは葦、すだれは竹を使用するらしい。すだれは樹脂製のものも売られているし、近所のホームセンターでは「よしすだれ」という商品名も見かけたので実際には材料による区分も微妙な感じがする。

 筆者は一昨年の2009年11月から節電を始めた。キッチンの日よけは2010年の夏にすだれを設置したところ、午前中、猛烈に暑くなったキッチンが大幅に涼しくなった。押して出るドアが対象だったので、バルコニーの天井に接着剤でフックを取り付けすだれを設置。落下防止のためにすだれの下端を手すりにひもで縛った。風の強い日もあったが、特にトラブルもなく昨年の夏を乗り切ることができた。

●子供部屋は遮光ネット

 2011年の課題は子供部屋の日差し対策だ。対策前に窓際と室内の温度を測ると、午前中の最高温は窓際が摂氏36.6度、室内が31.3度と5.3度も高温になっていた。キッチンと違い窓の外は断崖絶壁(?)なので簡単にすだれを取り付けることは難しい。両側のバルコニーを利用して物干し竿を横断させ、そこにすだれを吊り下げる方法なども考えたが、台風等で落下すると被害が出そうなので断念。最終的に園芸用の遮光ネットを使用することにした。

 遮光ネットは黒い(他の色もある)ビニールひもを編んだようなシートで太陽の光を40〜70%くらいカットしてくれるものだ。価格も切り売りなら2メートル幅で1メートル2100円前後と安い。筆者としては軽いことが重要で、万が一落下しても事故になる可能性が低い。デメリットは見た目がよくないことだろう。

 遮光ネット単体の効果を検証してみた。床面から120センチの高さに遮光ネットを貼り、遮光ネットの下の日陰と、すぐそばの直射日光のあたるところに温度計のセンサーを同時に設置し計測を行った。

 バルコニーの日陰部分の温度は31〜32度。直射日光を受けるとセンサー温度は急速の上昇し、2分後には40度を超え、4分で44度近くまで上昇、その後は44〜45度付近で推移した。これに対し遮光ネットの下に設置したセンサーは、ゆるやかに温度が上がり33〜34度で一定となった。その差は10度以上、かなりの効果が期待できそうだ。

 当初は子供部屋の左右にあるバルコニーに物干し用の縦の突っ張り棒を設置し、そこにひもを張る方法を考えたが、物干し用の縦の突っ張り棒は4000〜5000円もしたので断念。配水管にビニールひもを縛り付け、遮光ネットの上部にビニールひもをジグザグに通し、遮光ネットの下端を手すりに縛って固定した。見た目はかなりダサイ。

 この状態で子供部屋の温度を測ると窓際で31.5度、室内で31.6度とほぼ同じとなりその効果が確認できた。これで完成かと思ったが、台風6号の強風で上部のひもが切れ、下端の手すりのひもで宙吊り状態となり一旦撤去。懸念はしていたが、外壁コーナー部でこすれたことでひもが切れたので対策を実施した。

 コーナー部に引っ越し時に使用する養生用コーナーカバーを設置、ひもも4ミリのポリエチレンロープに変更し風対策を行った。かなり強度が増したので10月くらいまでこのまま設置する予定だ。

 部屋の南側を遮光ネットで覆ってしまえば相当涼しくなりそうだが、見た目がかなりダサイのが気になるところだ。一軒家なら屋根から庭にスロープ状に設置すると劇的に涼しくなると思われる。すだれ、よしずの方が風情もあり見た目もいいので好みで選択すればいいだろう。

●バルコニーの“石焼きビビンバ”状態を解決する

 さて、南側のバルコニーは部屋に日差しが差し込むことはないが、2010年の経験では8月、9月の気温の高い日は、バルコニーの外壁面や床面はかなりの熱さになり夜になっても“蓄熱”状態が続いていた。筆者宅の太陽の角度を調べてみると

 側面図を見ると太陽の角度が低くなる8月後半から9月は直射日光の当たる面積が大幅に増えることが分かる。日差しの強さはよく分からないが、外壁面の上面に触ると「熱い」と感じるほどで、バルコニー全体が深夜まで“石焼きビビンバ”状態となる。

 2010年は夕方に打ち水をして冷却したが、すぐに乾いてしまい、一度で冷やすことができなかったので、2011年は新たな施策を行うことにした。外壁は内側にシーツを貼り保水能力を高めることで水冷の効率をよくする。床面にはカーペットを敷き、こちらも保水能力を高める。カーペット自体が床面の蓄熱を抑える効果も期待できる。ちなみに打ち水に使用する水は、シャワーの湯温が上がる前の捨て水をバケツに溜め、翌日の打ち水に使用している。

 ホームセンターでは、床面に敷く反射シートも売られているが、床面の温度は下がる反面、反射した太陽光が部屋に入り室内の温度が上昇する懸念があり検討外とした。

 8月に入り徐々にバルコニーの外壁の温度も高くなってきたので、数日間、バルコニーの壁面、床面などの温度を計ってみた。当たり前だが直射日光が当たる部分はかなり温度が高くなる。特に外壁の上面は熱く、60度近くまで上がることがある。日中は外壁の上面、外側面、バルコニーの床面の温度が上昇する。外壁の内側面は日が当たらないので、それほど熱くはならない。

 日が当たらなくなると、外壁も床もコンクリートでつながっているので徐々に同じ温度に近付いていく。その温度は気温より高めで、気温が下がると徐々に壁面、床面の温度も下がっていく。深夜になると風が当たるせいか、外壁は外側面の方が早く温度が下がり、内側面の方がジンワリと暖かさが残る感じだ。

●打ち水って効くの?

 実際に打ち水をして検証してみよう。まずは外壁の内側。シーツを濡らして水冷する部分と少し離れた部分に温度計を貼り付けシーツに打ち水をした。スタート時点の温度は水冷する壁面部分が38.1度、離れた壁面は36.9度、気温は35.4度。打ち水により14分後に外壁内側は32.5度まで5.6度下がった。

 濡らしたシーツは20分くらいで、脱水機で絞った程度まで乾き、温度はゆるやかに上昇した。ここで再び打ち水、さらに20分後、40分後、60分後と5回打ち水を行った。

 2度目以降の打ち水は少し温度が下がる程度だった。5度目(最後)の打ち水から十数分すると温度は徐々に上昇。逆に少し離れた外壁の温度は、このころやっと熱が伝わったと思われ急速に温度が下がり始めた。打ち水を継続すれば低い温度を維持できそうだが、現実的には面倒臭い。手で触るとこの時点では濡らしたシーツの下の壁面はそこそこ冷えているが、反対側の外側の面は熱いまま。それなりの効果は見られるが、シーツを濡らした程度の水では外壁に蓄熱した熱を完全に冷やすほどの効果はないようだ。効果を維持するには継続して水を供給する仕組みが必要だと思われる。

 次は床面のカーペットと壁面のシーツに同時に打ち水を行ってみた。今回は打ち水は最初の1回だけ実施。日差しが当たらなくなった15時半に打ち水を行い、温度変化の大きい最初の2時間は動画撮影、その後は1時間ごとの温度を深夜2時半まで11時間記録した。

 最初の2時間のグラフを見てみよう。赤い線の床面の温度が少し遅れて下がるのは、筆者がシーツを濡らし、カーペットを濡らし終わるまでに4分ほど掛かったためだ。シーツへの給水は約1.5リットルだが、流れ落ちる水がそこそこあるので1リットルくらいを保水できたのではないだろうか。これに対しカーペットは10リットル以上の水を含むことができる。シーツは1時間ほどで完全に乾燥するが、カーペットは計測終了の2時半になってもうっすら濡れていた。

 壁温度(青線)も床温度(赤線)も同じような角度で下がっていくが、壁温度は13分後に32.9度まで下がり16分以降やや上昇するがその後は50分くらいまで安定状態を続けた。このころにはシーツはほぼ乾燥状態。そこから壁温度は上昇し1時間を過ぎたころには35度弱で安定状態となった。

 床温度は最初の15分くらいは急激に下がり、その後もゆるやかに降下。打ち水から50分ほどで31度くらいで安定状態となった。

 次は深夜2時半までの全体のグラフを見てみよう。最初の2時間は20分ごとのプロット、以降は1時間ごととなっている。2時間経過し壁温度(青線)は気温(緑線)と平行にゆるやかに降下していく。一方の床温度(赤線)も2時間以降はゆるやかに降下し、常に気温より低い温度で推移した。

 筆者の推定では、シーツに打ち水をしなければ、壁温度は青い点線のように推移したと思われる。点線より下がっている分が1回の打ち水の効果だ。床温度の赤い線も、打ち水をしなければ最初の2時間は青い点線、以降は青い実線に沿って推移した可能性が高く、スタート時点で4〜5度、夜間でも2〜3度の冷却効果があったと思われる。

 同様に気温も最初の2時間はシーツ、カーペットの打ち水効果がなければ緑の点線で推移した可能性が高く1度程度の冷却効果があったような気がする。グラフからは読み取れないが、もし壁温度、床温度が青点線→青実線で推移していたら、気温は全体にもう少し高い温度になっていたかもしれない。

 シーツへの給水方法など改良の余地があるが、なんとなく打ち水の効果はありそうだ。何度も検証をした結果、シーツは夕方は1時間で乾燥するが、夜遅くになると2時間程度は濡れている。夕方に打ち水、1時間後にもう1回、さらに2時間後に打ち水をすればそこそこ低い温度が維持できそうだ。何度も打ち水をするのは面倒なので、大型のペットボトルと細いホースを応用した給水システムがあれば楽に温度が下げられるかもしれない。

 夜間もエアコンを使用している方は関係なさそうだが、外気+扇風機という方は打ち水をすると少し気温を下げることができそうだ。カーペットは敷くだけだし、打ち水も1回の作業で朝まで持つので、バルコニーが“石焼きビビンバ”になっている人は参考にしていただきたい。

●風通しを良くするには

 次は風通しをよくすることを考えてみたい。基本は風を入れることと出すことの両方が必要ということだ。ワンルームの部屋で窓を開けても、勢いよく風が入ることはない。玄関などを空けて風を通す工夫が必要だ。

 筆者宅では玄関、東側の2つのバルコニーへ出るドアに網戸を付け、キッチンを含め全ての部屋に網戸を設置しているので、風のある日はそこそこ風通しはよくなっている。

 風の通り道も工夫すると涼しく過ごすことができる。例えば食事をするときはリビング・ダイニングから廊下へ抜ける部分のドアを開けると風は真っ直ぐ勢いよく抜けていく。昼間、筆者が一人で仕事をするときはこのドアを閉め仕事部屋と廊下のところの引き戸を開けると、風は迂回して仕事部屋を抜けていく。北風のときは廊下から仕事部屋に吹き込むようになる。

 2010年までは開けるか閉めるか2通りだったが、今年は巾着袋にタオルと梱包用のプチプチを入れ、ドア上部と天井の間に挟むことで少し開けた位置でドアを固定できるようにした。こうすることで、風の一部は仕事部屋を抜け、一部は斜めのドアで向きを変えカウンターキッチンを通るようになった。ドアを押し引きすれば巾着袋が外れ、ドアはどちら側からも普通に使用できる。

 キッチンの室温を下げることは冷蔵庫の節電につながる。元々コンロ、電子レンジ、冷蔵庫と熱を出すものが多いので風を通すことで熱がこもらないようにした。

 南風が強いときはキッチンにも風は入ってくるが、風が弱いと廊下を抜けるだけでキッチンは熱がこもる。南風微風のときにキッチンに効率よく風を送り込むための対策を考えてみた。廊下の上部に湾曲させたボードを取り付け、受け止めた微風をキッチンに一気にと流し込む仕組みだ。

 ところが苦労して製作、設置をしたのにキッチンには微風が入る程度期待した効果は得られずガッカリである。材料代は数百円だったが、構想数日、制作に2時間もかけたのに……。現在は風の動きを観察中。改良するか撤去するか検討中だ。

 同じく失敗例としては、昨年実施した網戸へ霧吹きで水を吹き掛け気温を下げる作業は、実測してみたらほとんど効果がなかったので、今年は見送ることにした。

●扇風機のピークシフトも可能

 部屋に風を通し、ある程度涼しくなったら扇風機の出番だ。エアコンに比べ圧倒的に消費電力の少ないと言われる扇風機を実際に計測してみた。1人1台使用している4台の扇風機の消費電力は以下の通りだ。

 エアコンの消費電力がピーク時に1200ワット近く、安定時でも1600ワットになるのと比べると大きな節電につながることが分かる。筆者が使用時間がもっとも多いので、消費電力が弱で22ワットと少ない扇風機を使用している。

 筆者宅にはもう1台、メーカーから借りている充電式の扇風機がある。このフォースメディアの充電式扇風機はリビング扇風機としては珍しく、台座にバッテリーを搭載し、コードレスで使用できる扇風機だ。家庭用としてはかなり背が高く、風量も弱にしてもかなり強めで日本の家庭用としては使いにくい製品だが、停電しても使用できるし、オフィスで使用するなら大きさや風の強さも気にならないと思われるので、夜間充電、昼間はバッテリー駆動にすればピークシフトに役立つ。

 普段は使用していないが、風のない日に出番がやってくる。コードレスなので、バルコニーに設置して、網戸越しに外気を強制的に室内に送り込むのに役立っている。沖縄出身の知人は「沖縄は台風で停電が多いから充電式はうれしい」と言っていた。フル充電で弱なら6時間の連続稼働ができるので、オフィスや停電が多い地域なら役立つシーンは多いだろう。

●電気料金は25%の削減!

 住宅環境はそれぞれなので、防犯のため窓が開けられないとか個々の事情はあるだろう。可能であれば日差しを遮り、風を通すことで部屋を涼しくし、節電をつなげていただきたい。

 2011年7月分の電気料金のお知らせが来たので2010年と比較してみよう。昨年は487キロワットアワーだったが、今年は366キロワットアワーと約25%の削減となった。節電前の2009年は664キロワットアワーなので、約45%の削減だ。

 7月後半が涼しかったことも大きいが、冷蔵庫の水冷を改良した効果がかなりあると思っている。家を涼しくする工夫もあって、たまに使っていたリビングのエアコンを全く使用しなくなったことも節電につながっている。電気代は一昨年の1万5131円から8598円と6500円ほと安くなった。

 ピークシフトを重視する人、脱原発を希望する人、電気代を安くしたい人など節電の目的は人それぞれだが、無駄なものを省くことは悪いことではないので、節電の参考にしていただきたい。


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